フランチャイズ本部に求められる人材の育成
加盟店の経営サポートに必要な体制構築・コンテンツ作成支援
マニュアル制作・人材育成・研修
費用(税抜き)
マニュアル・教育コンテンツ作成 | 社内セミナー | 演習型研修 |
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1万円/ページ〜 | 15万円/3時間~ | 30万円/日~ |
社員、加盟店向けのマニュアル、教育コンテンツが必要。社内人材だけでは作成が追いついていない。 | 社員の意識UP、能力向上のきっかけが必要。加盟店に対する情報提供・勉強会をしたい。 | 現場ですぐに使える実践的な研修を受講させたい。経営幹部(候補)を育てていきたい。 |
人材育成のためのテキスト、FCマニュアル等の各種コンテンツを制作します。体系的かつわかりやすくまとめます。 ☑加盟店向けマニュアル(基本編、管理編、運営編、販売促進編など) ☑本部向けマニュアル(開業準備編、SV編、加盟店開発編など) ☑研修用テキスト ☑業界専門情報 など |
企業内セミナー、オープン型セミナーなど、ご要望に応じて構成します。加盟店向けセミナー、勉強会の設計も可能です。 ☑FC本部の立ち上げかた ☑FCトラブル回避 ☑マニュアル作成ノウハウ ☑メガジーへの道 など |
ツール類や付箋紙など実際に目に見えるもの、手で触れられるものを用いて、実践的に学習することができます。 ☑店舗マネジメント演習 ☑マーケティング演習 ☑事業計画策定演習 ☑ビジネスモデル設計演習 など |
マニュアル・教育コンテンツ作成 | 1万円/ページ〜 | 社員、加盟店向けのマニュアル、教育コンテンツが必要。社内人材だけでは作成が追いついていない。 | 人材育成のためのテキスト、FCマニュアル等の各種コンテンツを制作します。体系的かつわかりやすくまとめます。 ☑加盟店向けマニュアル(基本編、管理編、運営編、販売促進編など) ☑本部向けマニュアル(開業準備編、SV編、加盟店開発編など) ☑研修用テキスト ☑業界専門情報 など |
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社内セミナー | 15万円/3時間~ | 社員の意識UP、能力向上のきっかけが必要。加盟店に対する情報提供・勉強会をしたい。 | 企業内セミナー、オープン型セミナーなど、ご要望に応じて構成します。加盟店向けセミナー、勉強会の設計も可能です。 ☑FC本部の立ち上げかた ☑FCトラブル回避 ☑マニュアル作成ノウハウ ☑メガジーへの道 など |
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演習型研修 | 30万円/日~ | 現場ですぐに使える実践的な研修を受講させたい。経営幹部(候補)を育てていきたい。 | ツール類や付箋紙など実際に目に見えるもの、手で触れられるものを用いて、実践的に学習することができます。 ☑店舗マネジメント演習 ☑マーケティング演習 ☑事業計画策定演習 ☑ビジネスモデル設計演習 など |
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※ご要望に合わせた内容、人数、時間などの調整が可能です。お気軽にご相談ください。
※内容/日程・時間/人数を確認の上、カリキュラム/セミナー内容および講師体制のご提案、お見積書提出の上で決定させていただきます。
※実費(オリジナルテキスト、文具、書籍、交通費等)は別途請求とさせていただきます。
フランチャイズマニュアル作成のステップ
フランチャイズビジネスでは、本部から加盟者に対してフランチャイズパッケージが提供されます。フランチャイズパッケージとは、「商標の継続的使用の許可」「経営ノウハウの提供」「継続的な経営・運営指導」などが含まれます。そして、加盟者はこのパッケージの見返りとして、本部に対価(加盟金、ロイヤルティなど)を支払うことになります。
ここでいう「経営ノウハウの提供」とは、「フランチャイズ本部が持つ経営ノウハウの集大成」を形にした「マニュアル」を加盟者に渡す(貸与する)行為にあたります。そして、このマニュアルをベースにして「継続的な経営・運営指導」が行われます。
これらに対して対価が支払われるという点を考えると、フランチャイズ本部にとってのマニュアルとは「商品」を象徴するものになります。「商品」ということを考えれば、フランチャイズ本部が、相応の質と量のマニュアルを準備している必要があります。
Ⅰ.目次の作成、現状把握
目次作成
あるべきマニュアルのリストとスケルトン(目次)を整理します。フランチャイズマニュアルには「基本編」「管理編」「運営編」「販売促進編」「開業準備編」「SV編」「加盟店開発編」などが必要です【フランチャイズマニュアル目次】
現状把握
現状のマニュアルや規定集などを集めます。task1で作成したスケルトンと照らし合わせながら、どのマニュアルがあって、どのレベルで書いているかをチェックし、最終的に仕上げるマニュアルを決定します。
Ⅱ.マニュアルの作成
ヒアリング、現場取材
関係部門の責任者・担当者等へのヒアリング、店舗等の現場取材・写真撮影を行い、マニュアルに必要な素材を集めます。
マニュアル作成
マニュアル作成中は、適宜、内容の確認、追加したい素材の収集依頼を行います。原則、マニュアルはMicrosoft Wordにて作成します。その他、動画マニュアルやWEBマニュアルが必要な場合は、ご相談ください。
レビューと修正
概ね50%作成時点、90%作成時点、仕上げ段階において、マニュアル内容のレビューを行い、必要な修正作業を繰り返し納品物に仕上げていきます【マニュアル一式】
Ⅲ.マニュアル作成完了以降
業務改革とマニュアルへの反映
マニュアルは作成して終わりではありません。マニュアルを有効に活用していくこと、絶え間ない改革とマニュアルの改訂作業が必要です。別途、継続的支援として、業務改革とマニュアルへの反映支援を行っています。
フランチャイズ本部に必要な7つの組織
一般的に、フランチャイズ本部には次の7つの組織が必要となります。アーリーステージの本部においては、人員や資金などの面から、全ての組織を自社で賄うことが困難な場合が想定されます。一部の組織機能については、最初はアウトソーシングし、規模の拡大とともに自社に切り替えていくという方法もあります。フランチャイズ本部としての成長に合わせて、最初はあまり人員やコストをかけずに、計画的に立ち上げていくことが現実的です。
7つの組織
商品/サービス開発・マーケティング
消費者の支持を獲得し続けられるような、差別化されたユニークな商品・サービスを開発し提供する組織です。大事なことは、社会情勢や経済状況、消費者ニーズなどの変化に対応し、新たな商品/サービスを生み続けることです。
業態開発・イノベーション
外部環境の変化に対応し、絶えず業態の開発およびイノベーションによりフランチャイズチェーンとしてのコアコンピタンスを維持継続する組織です。外部環境の変化に合わせて素早くビジネスモデルをブラッシュアップしていく必要があります。
教育研修
加盟者にフランチャイズチェーンの理念、経営・店舗運営ノウハウを教え伝える組織です。加盟者が、開業前に店舗経営に必要なノウハウを身につけ、開店後も順調に経営しブランドイメージを維持できるように教育・訓練します。
店舗運営サポート・スーパーバイジンング
SV等が店舗を継続的に訪問し、店舗運営の状況等をチェック、指導するです組織。SVは、本部の方針や店舗運営基準を伝えたうえで、加盟者側の立場に立ち、成功のためのアドバイスやサポートをすることが必要です。
店舗開発・加盟店開発組織
物件(出店候補)を探し店舗を増やしていく組織、加盟者を増やしていく組織です。これらの2つ組織には異なる能力が求められるため、それぞれを別の組織とする場合もありますが、本部の考え方、成長ステージにより組織体制は異なります。
商品等の供給・物流
店舗運営に必要となる商品や原材料・資材等を供給していく組織です。加盟者が同じブランドイメージで同じ業態を運営するために必要な商品・原材料・資材等を、フランチャイズ本部は加盟者に対して供給し続ける義務があります。
情報システム
店舗運営に必要な情報システム(IT)を構築・提供していく組織です。仕事の流れや情報を効率的に把握し分析するための経営管理システムや、本部と加盟者の間での円滑なコミュニケーションを実現するためのシステムなどがあります。
SVに求められる6つの能力
新たな事業を始めようとする加盟者の不安は大変大きなものです。開業後もその不安や問題に向かっていくことになります。そこでSVの出番です。フランチャイズ本部と加盟者の間に立ち、加盟者のもとで起きている問題の解決に一緒になって取り組み、加盟者の不安を取り除きます。SVは本部が掲げる戦略のもとで加盟者を支え、チェーン全体の反映に貢献しなければなりません。
SVを育成するには、SVに求められる能力を明確にしたうえで計画的に育成していくことが必要です。SVの育成を置き去りにしたままの店舗展開は非常に危険です。
6つの能力
コンサルティング能力
フランチャイズチェーンの業務に関する専門知識は当然のこと、経営的な知識も合わせ持ち、加盟者に対して外部の立場で客観的に現状を観察して、問題点の把握と、その原因を十分に分析し、問題を解決するための対策案を示し加盟者の発展を助ける能力です。
カウンセリング能力
様々な問題や課題を抱える加盟者に対して心理的な援助を行う能力です。カウンセリングの領域(加盟者が解決を求める範囲)は、お金に関わる問題にとどまらず、従業員との労使問題や家庭・家族にまでおよぶ場合もあります。
コミュ二ケーション能力
SVの重要な役割として、本部と加盟者をつなぐパイプ役というものがあります。加盟者に対し本部からの連絡事項を伝達するだけでなく、加盟者に行った経営指導の内容や結果、加盟者からの相談内容を本部に報告することも重要な役割です。そのため、伝える能力だけなく、聞く(聴く・訊く)能力も必要になります。
コーディネーション能力
フランチャイズ本部の各部門との調整能力です。フランチャイズ本部には、様々な部門があり、それぞれが連携しながら加盟者を支援していきます。SVは、加盟者の業績を向上させるために、本部の各部門と密接に連携し、最適な支援につながるように調整する必要があります。
コントロール能力
加盟者を管理する能力です。本部と加盟者は対等なパートナー関係です。そのため、本部が加盟者に対して一方的な命令はできません。しかし、加盟者が本部の指導に従わない場合や、契約違反の状況にある場合には、本部の指導に従い契約を遵守するように指導する必要があります。ただ説得するのではなく、加盟者が十分に納得し指導に従うように誘導する必要があります。
プロモーション能力
本部が開発した新商品/新サービス、新たに導入するルールなどを加盟者に取り入れてもらったり、実施してもらったりするための能力です。新商品の内容やそのターゲット顧客のイメージ、販促物やルールの意図するところなどをしっかり把握し、自身も腹落ちしておく必要があります。