フランチャイズ

日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の統計データをチェック

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フランチャイズのデータ

現在のフランチャイズビジネス業界の市場規模を知っていますか?
日本フランチャイズチェーン協会のホームページから、フランチャイズビジネス業界の動向を数字で把握することができます。

日本フランチャイズチェーン協会(JFA)とは

日本フランチャイズチェーン協会は、フランチャイズ・システムの健全な発展を図ることを目的に、1972年に通商産業省(現・経済産業省)の認可を受けて設立されました。
2016年6月現在の協会会長は、株式会社ハードオフコーポレーション 代表取締役会長兼社長の山本善政氏が務められています。
以下、日本フランチャイズチェーン協会のホームページより抜粋しました。

業界の健全な発展と育成を目的に設立された、40年以上の歴史を持つ団体です。

一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(Japan Franchise Association = JFA)は、フランチャイズ・システムの健全な発展を図ることを目的に、1972年に通商産業省(現・経済産業省)の認可を受けて設立されました。
会員は、フランチャイズビジネスを運営する日本の代表的なフランチャイザー、及びフランチャイズビジネスに関心を持ち、本協会の趣旨に賛同していただいている企業によって構成されています。
フランチャイズビジネスは堅実な発展を続けております。
これは、フランチャイズ・システムが持つ合理性、革新性が社会に受け入れられてきたこと、また、フランチャイザー各社が社会的・経済的変化に柔軟に対応し、効果的なマーケティング戦略と優れたマネジメントシステムを創りあげてきた成果にほかなりません。
この間JFAは、フランチャイズ・システムに関する教育研修、調査研究、規範制定、広報、相談など多角的な活動を行い、常にフランチャイズビジネス業界の中枢としての役割を果たしてきました。
時代の変化に対応して、常に新しい商品サービスノウハウを提供しているフランチャイズビジネスは、産業界の中で注目と期待を集めています。
特に近年は、新規起業・創業、雇用創造、地域貢献等の面で評価され、社会一般からの期待がさらに高まっています。
しかし、フランチャイズ・システムへの期待が高まるのと並行して、情報の事前開示、環境・リサイクル問題など、業界全体として取り組むべき課題も浮上してきています。
今後、フランチャイズ・システムがより一層飛躍するためには、フランチャイザーとJFAとがパートナーとなって、業界全体で新時代を切り拓いていくことがたいへん重要だと確信しています。
フランチャイズ・システムがますます発展するよう、JFAはさまざまな活動を続けてまいります。

ちなみに、高木が所属している(株)日本フランチャイズ研究機構も、研究会員として登録しています。

フランチャイズビジネスの統計データをチェック

フランチャイズビジネスの統計データは、日本フランチャイズチェーン協会のホームページから確認できます。
本調査は、国内のフランチャイズビジネスの市場規模を把握することを目的に、年1回実施しています。各年度のフランチャイズチェーンの業種別チェーン数・店舗数・売上高の統計データを確認できます。
では実際に、そのデータを確認してみましょう。

フランチャイズ業界全体における売上高が24兆円を超える

最新のデータは、2014年度のデータとなります。
ついに、フランチャイズ業界全体における売上高が24兆円を超えました。フランチャイズといえば、身近に存在しているコンビニエンスストアやラーメン屋、美容室などを想像するかと思いますが、フランチャイズ業界全体でみれば、日本最大の企業にして世界トップの自動車メーカーであるトヨタ自動車の売上高(売上高約28.4兆円|2016年3月期)に迫る勢いで成長しています。

フランチャイズチェーン数

1,321チェーンで、前年比17チェーン増でプラス1.3%と5年連続の増加となっています。

総店舗数(直営店と加盟店の合計)

25万9,124店舗で、前年比6,610店舗増でプラス2.6%と6年連続の増加となっています。

売上高

24兆1,337億円で、前年比6,564億円増でプラス2.8%と5年連続のプラス成長となっています。

日本フランチャイズチェーン協会2014年度統計データ

※出典:2014年度「JFAフランチャイズチェーン統計調査」報告(日本フランチャイズチェーン協会|平成27年10月)

2014年4月の消費税増税の影響が、フランチャイズ業界にも少なからず及んだようですが、業界全体は概ね好調に推移しています。
成長要因としては、依然として大手コンビニエンスストアが行ってきた積極的な出店戦略が挙げられます。コンビニエンスストアは店舗数5万5千店、売上高は初の10兆円を超える結果となっています。一方、これ以外の業界やチェーンにおいても、地域の生活への密着、多様化する消費者ニーズへの対応、ICTの積極的活用などによって、商品・サービスの改良・開発に努めており、業界全体の成長を促しています。

成長し続けるフランチャイズ業界

統計データが存在する1983年度から最新の2014年度までの、チェーン数、店舗数、売上高の推移を下のグラフにまとめました。

日本フランチャイズチェーン協会FCの統計データ1983-2014年推移

これを見ていただければわかるように、フランチャイズ業界は30年以上に渡って成長し続けています。2008年の米国発金融危機の影響や、フランチャイズビジネスに対する不信感などから、2007年をピークに陰りが見えましたが、その後は回復傾向となり、今なお成長し続けています。
フランチャイズビジネスが、なぜこれまで発展し続けてこられたのか?
フランチャイズビジネスでは、本部と加盟者は法律的にも財務的にも、それぞれが独立した事業体であり、フランチャイズ契約によって結ばれたビジネスパートナーの関係です。本部と加盟者が、契約に基づいて異なるビジネスモデルを運営し発展していくビジネスであり、急速に発展するための秘密がここにあります。→参考コラム

日本フランチャイズチェーン協会はコンビニエンスストアの統計データも調査

実は、日本フランチャイズチェーン協会では、コンビニエンスストアの統計も調査しています。→コチラ
主には、次の3点について確認することができます。

コンビニエンスストア統計調査月報

JFA正会員のコンビニエンスストアの全般的動向(店舗売上高、店舗数)などを月別に確認できます。発表日は基本的に毎月20日となっています。

コンビニエンスストアFC統計

コンビニエンスストア統計調査月報の1月から12月までの年間集計を確認できます。それぞれ発表時点の集計値で作成されています。

コンビニエンスストア統計時系列データ

コンビニエンスストア統計調査月報の時系列データを一覧表で確認できます。

 


今回は、フランチャイズビジネスに関わる「数字」を確認してみました。
数字に苦手意識を持たれている方も多いようですが、ビジネスにおいて、数字を見る力・作る力は重要です。ただ数字を眺めるのではなく、数字の動き、比較などにより、それが何を意味しており、どうビジネスに活かせるのか。そういう観点で数字を見ていくと、いつもとは違った景色が見えてくると思います。

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