フランチャイズとは?フランチャイズビジネスで成功したい方は必読の書籍を厳選紹介します

フランチャイズビジネスで成功したければ、絶対に読んでおきたい必読の書籍は多々あります。フランチャイズ本部の構築支援、加盟者の支援、ビジネスモデルの構築・実行支援などの経験から選んだ必読の書籍を厳選して紹介します。

フランチャイズビジネスの基本をおさえたい

フランチャイズビジネスとは?直営チェーンとの違いは?フランチャイズ契約ってなに?フランチャイズビジネスの基本を知るために必要な書籍を紹介します。
フランチャイズ本部を始めた企業、フランチャイズ加盟をした人でも、意外とフランチャイズビジネスの基本原則を理解していないことがあります。そのために事業が思うように進まなかったり、トラブルが発生したりという状況をよく目にします。
まずは、基本原則をしっかりとおさえておきたいところです。

よくわかる!フランチャイズ入門

日本フランチャイズチェーン協会(編)/同友館/2011年3月
執筆はフランチャイズ研究会にて全面的におこなっています。2005年に発刊した旧版を、2011年に全面リニューアルしたフランチャイズビジネスの入門書です。フランチャイズビジネスに関わる基本的事項(フランチャイズの活用方法、加盟条件、加盟ステップ)に加え、トラブルを未然に防ぐためのQ&A、フランチャイズ関連情報を収集するための知恵袋、フランチャイズ専門用語集なども掲載しています。
フランチャイズ入門

改訂版 フランチャイズ・ハンドブック 

日本フランチャイズチェーン協会(著,編)/商業界/2017年4月
コンビニをはじめとする小売業、外食産業、サービス業のフランチャイズ・ビジネスに携わる方の必携書。フランチャイズチェーンの誕生から半世紀、設立45周年を迎える日本フランチャイズチェーン協会では、本部と加盟店との相互信頼を高め、フランチャイズ・ビジネスの健全な発展を推進するために、コンプライアンスから歴史、機能役割までを1冊にまとめてあります。1982年刊、2003年刊、2012年刊に続く最新刊。

FCチェーン収支モデル比較ハンドブック改訂版

フランチャイズ研究会(著)/フランチャイズ研究会/2020年3月
フランチャイズチェーンに加盟するとどれだけ資金が必要なのか、開業後にどれだけ売上・利益がでるのか、という点は、加盟希望者にとって最大の関心事です。それは、これからフランチャイズ本部を立ち上げようと考える企業にとっても同じことと思います。本ガイドブックでは、小売業から4業態、外食業から3業態、サービス業から5業態を選び、初期投資額やモデル収支、研修制度などを業態内各社で比較しています。

 

 

 

なお、加盟金やロイヤルティの設定方法について、以下のコラムで解説しています。

フランチャイズ本部を作りたい

直営店のビジネスが上手くいっておりフランチャイズ展開をしたい。
続けて紹介する4冊「フランチャイズ本部構築ガイドブック」「飲食店「のれん分け・FC化」ハンドブック」「フランチャイズ契約の実務と書式」「フランチャイズマニュアル作成ガイドブック」を熟読し、その通りに実践すれば、わざわざお金を払ってコンサルタントに頼まなくても本部を構築することができるかもしれません。
その他、フランチャイズを拡大していく方法(海外展開、エリアフランチャイズ)、ビジネスモデルの設計方法、その実行方法、他の企業について知りたい方に向けた書籍を紹介します。

フランチャイズ本部を構築・展開する>>>

フランチャイズ本部構築ガイドブック

フランチャイズ研究会(著)/同友館/2013年3月
フランチャイズ本部を構築しようと思ったら、これは外せないでしょう。手前味噌になってしまいますが、フランチャイズ本部の構築に関して、ここまで体系的に整理してあり、かつ具体的な書籍を他には知りません。まずは、ざっと目を通して構築の全体像を把握したところで、自社の構築状況に合わせて必要なところを参考にしていくと良いと思います。
フランチャイズ本部構築

飲食店「のれん分け・FC化」ハンドブック

フランチャイズ研究会(著)/同友館/2013年3月
お店をチェーン化するための戦略の立て方から実践的なすすめ方までのすべてを掲載。直営店を増やしていくだけではない変化球的な飲食ビジネスから、従業員や知り合いへの「のれん分け」のしかた、本格的なフランチャイズ化の方法まで、飲食店の実践的な成長戦略を解説しています。なんと「のれん分け契約書」のモデル例も掲載しています。飲食店に限らず、美容室などでのれん分け制度・社員独立制度を考えている方に参考になる一冊です。
のれん分け

改訂版 フランチャイズ契約の実務と書式

神田 孝(著)/三協法規出版/2018年5月
本書籍は、フランチャイズ研究会の特別会員にもなっている神田孝弁護士によるものです。初版から7年たち待望の改訂版です。見切り販売規制の可否、リベートの取り扱い、フランチャイジー団体の労働組合性、店舗外観の保護など、フランチャイズ業界における新たな問題について最新の判例と論文を踏まえ、情報提供義務、社員独立フランチャイズ契約、エリア・フランチャイズ契約についての記述を充実させ、条項例や書式例を増やし、平成29年6月に改正された民法も反映し、大胆な記述が満載。

フランチャイズマニュアル作成ガイドブック

フランチャイズ研究会(著)/同友館/2016年3月
フランチャイズビジネスにおけるマニュアルとは、提供する商品やサービスの品質を一定のレベルに保つためのものであると同時に、フランチャイズ本部の「商品」を象徴するものです。しかし、そのマニュアルを作成するためのノウハウについて体系的に整理されているものはありませんでした。そこでフランチャイズ研究会では、2年に渡りフランチャイズマニュアルの作成方法について研究を行いノウハウを体系化しました。実際のマニュアルサンプルも掲載し、フランチャイズビジネスにおけるマニュアルの重要性、作成手順、具体的な記述方法、作成後の管理・活用方法について解説しています。
フランチャイズマニュアル

フランチャイズ方式による海外展開ガイド(出版準備中)

フランチャイズ研究会(著)/フランチャイズ研究会/2020年6月(※準備中)
最近ではフランチャイズチェーンによる海外展開の話題をよく耳にします。実際、海外展開のご相談、海外企業とのフランチャイズ契約に向けてフランチャイズマニュアルをすぐに準備したいということで、ご依頼を受けたケースも複数あります。しかし、進出するという話題がある一方で、撤退するということもよく聞きます。海外展開で成功することは容易ではなく、念入りな計画としっかりとした準備が必要です。本書では、大きなリスクを伴わないフランチャイズ方式による海外展開の手法を中心に詳しく説明しています。また、フランチャイズ方式による海外展開に欠かせない、「シングルユニットフランチャイズ契約書」「マルチユニットフランチャイズ契約書」「 マスターフランチャイズ契約書」の各サンプルを掲載しています。

フランチャイズ海外展開

エリアフランチャイズ

フランチャイズ研究会(著)/フランチャイズ研究会/2011年3月
エリアフランチャイズ制度という言葉は聞いたことがあるでしょうか?これは、フランチャイズ本部が展開スピードを高めるなどの理由から、特定の地域(エリア)で開発力を有する(と見込まれる)有力企業に対して、本部の機能を付与し、そのエリア内で加盟店開発(加盟者の募集)や加盟店支援などを代行させる制度のことです。
ところが、エリアフランチャイズの仕組は作ったもののトラブルが続発している、或いはかつてはエリアフランチャイズ制度を採用していたもののの弊害が大きいことから廃止したというチェーンが多くあります。エリアフランチャイズ制度の導入は、決して簡単ではないということを窺い知ることができます。
本書は日本で初めてのエリアフランチャイズ制度導入のための指南書です。本書は、単なる解説書ではなく、一定の規模がありいくつかの条件を満たすフランチャイズチェーンが本書を活用すれば、エリアフランチャイズ制度の導入が可能になるという水準を目標としています。
エリアフランチャイズ

 

 

 

ビジネスモデルを作り上げる>>>

ビジネスモデルジェネレーション

アレックス・オスターワルダー(著),イヴ・ピニュール(著),小山 龍介(翻訳)/翔泳社/2012年2月

本書は2012年に日本語訳の販売が開始されました。その前から、ビジネスモデルやビジネスプロセスの設計・改革に携わっていましたが、この本を見つけた時、思わず「これだ!」と言ったことを覚えています。
ただ、A4横長の装丁であったり、フォントも色々なものが使われていたり、黒の背景に白文字だったりと、デザイン的にぱっと見は良いのですが、正直言って読みづらいのが難点です。中身としても説明不足な部分があったりはしますが、こういうものは、自分でいかに消化して自身のものにしていくかというところでしょう。ビジネスモデルの分析・設計・改革を行う人にとっては必須の書籍です。

コラム↓に、何度も登場している「ビジネスモデルキャンバス」は、本書の中に登場します。




異業種に学ぶビジネスモデル

山田英夫(著)/日本経済新聞出版社 /2014年11月
ある業界だけに属していると、近視眼的になり、新たな目、他者の目を持つことが難しくなります。ビジネスの現場においては複数の眼を持つことの重要性が挙げられますが、そう簡単にはいきません。
本書は、ゼロからビジネスモデルを設計するのではなく、その名の通り「異業種」から学ぼう・移植しようというものです。異業種から移植して成功した事例、異業種のビジネスモデルを見る視点、事例を抽象化し異業種へ移植する方法のヒントも示されています。文庫本サイズで扱いやすく、よくバックに忍ばせておいて、ビジネスモデルを考えるときのヒントに使っています。

ビジネスを実行する>>>

リーン・スタートアップ

エリック・リース(著),伊藤穣一(MITメディアラボ所長)(解説),井口耕二(翻訳)/日経BP社/2012年11月
リーンスタートアップという言葉は有名だと思います。ビジネスモデルジェネレーションが上陸した時と、ほぼ同じタイミングで日本に来ているのですが、実はその時すぐには手に取りませんでした。”これはベンチャー企業”のものという印象が強く、当時、大企業の改革をお手伝いしていたこともあり、実際に読むことになるのは、ずっと後のことでした(いつだったかは忘れました)。しかし、時代は変わりました。企業の規模に関係なくビジネスモデルの変革スピードは、どんどん上がっています。本書に登場する「構築‐計測‐学習」というフィードバックループを通して、顧客も製品・サービスも生みだし育てるという考え方は、まさしく今の日本に必要であり、それはフランチャイズビジネスにおいても同じことだと思っています。

Running Lean -実践リーンスタートアップ –

アッシュ・マウリャ(著),渡辺千賀(解説),エリック・リース(編集),角征典(翻訳)/オライリージャパン/2012年12月
一言で言えば、前述した「リーンスタートアップ」の実践ガイドブックといったところでしょうか。「リーンスタートアップ」は400ページ以上にもおよびますし「読んだけど、いざ実践となるとどうすれ良いのか分からない」という状況になりがちです。本書には、「リーンキャンバス」という「ビジネスモデル・キャンバス」に手を加えたものが登場します。リーンキャンバスを作成するところからスタートし、これを軸に実践的な手順が説明されていきます。
注意すべき点は「リーンスタートアップ」で使われていた用語については、本書では解説がされていないことです。400ページは大変かもしれませんが、まずは「リーンスタートアップ」を読んでから本書を進めることをオススメします。

これら「リーンスタートアップ」のの考え方をフランチャイズ本部の立ち上げに取り入れたものが「フランチャイズトライアル契約」というものです。以下のコラムで解説しています。

他の企業を参考にする>>>

セブン-イレブン終わりなき革新

田中陽(著)/日本経済新聞出版社/2012年7月
今日のセブン-イレブンは、日本を代表するグローバル企業にまで発展しています。コンビニエンスストアのビジネスモデルは、通常のフランチャイズのビジネスモデルとは異なっており、その契約内容も少し特殊といえます。しかし、フランチャイズビジネスに関わろうとするとき、セブン-イレブンから学ぶべきことは多いと思います。
本書は流通記者による書き下ろしで、創業時のエピソード、フランチャイズの指導現場、セブン銀行の独自戦略、PB商品開発の最前線、ATMの進化や省エネ事情など、その裏側が書かれています。読み進めていくと、セブン-イレブンの側に立って書かれているように感じさせられ、もう少し中立的な立場での意見も求めたい気持ちにもさせられますが、その分を割り引いても、参考になる情報源だと思います。ただ、出版されてから、やや時間が経過していますので、その点は注意が必要です。

ダントツ経営

坂根正弘(著)/日本経済新聞出版社/2011年4月
建機メーカーであるコマツの相談役(元社長)の著書です。フランチャイズビジネスではありませんが参考になります。文字が大きく、文章もやわらくて読みやすいので、一気に読めると思います。坂根氏が社長に就任してからは、経営改革を断行し一気にV字回復をさせています。新興国におけるビジネスモデルを転換することに成功し、その後、先進国においても成功をしており、いわゆる「リバース・イノベーション」を成功させています。
新たに『ダントツの強みを磨け ―私の履歴書』が出ています。これには最近のスマートコンストラクションのことも書かれていますので、合わせて読まれることをオススメします。

フランチャイズに加盟したい

独立を目指していてフランチャイズ加盟も検討している個人。新しい事業への展開方法としてフランチャイズ加盟を検討している法人。フランチャイズ加盟を考えている人にとって参考になる書籍を紹介します。
フランチャイズビジネスは独特のビジネスモデルになっており、加盟に際しては、フランチャイズビジネスに対する正しい理解は必須となります。また、なぜフランチャイズ加盟なのか?(独自に事業をやらないのか?)しっかりと自問自答することも必要です。

よくわかる!フランチャイズ入門(再掲)

再掲です。副題が「フランチャイズチェーン加盟を考えている人の必読書!」となっている通り、基本的にはフランチャイズ加盟を考えている人に向けた書籍となっています。フランチャイズ加盟による独立を検討している個人、フランチャイズ加盟による新規事業の展開を検討している法人、どちらの方にも役立つ内容になっています。
フランチャイズ入門

フランチャイズ加盟ワークブック

フランチャイズ研究会(著)/フランチャイズ研究会/2015年3月
フランチャイズ加盟で成功するためには、優秀なチェーンに加盟することが何より大切です。これまでのフランチャイズに関する解説本は学問的な内容に偏り、 加盟希望者がどうやって手順を踏んでフランチャイズチェーンに加盟するかという視点に欠ける嫌いがあります。
本書は加盟希望者が自分に合った本部を見つけて開業するまでの道筋を10のステップに分け、その内容を説明しています。それぞれのステップでは加盟希望者自身が書き込んでいくことで理解度をチェックできるワークブック形式で構成されています。
本書を活用すればフランチャイズ加盟の成功率が高まることは間違いなく、フランチャイズ加盟を検討している個人・法人必読の書です。

フランチャイズビジネスでのトラブルをなんとかしたい

何度も繰り返して言いますが、フランチャイズ本部と加盟者はフランチャイズ契約に基づいて協力しあい事業の成功を目指します。しかし、実際には、両者の間でのトラブル・係争は後を立ちません。そんなトラブル・係争を予め回避するため、あるいはトラブルが起きてしまった時にどうすべきか?そのヒントを探すための書籍を紹介します。

改訂 新FCトラブル回避ガイドブック

フランチャイズ研究会(著)/フランチャイズ研究会/2016年3月
本書は、「誰も教えてくれないFC本部のトラブル回避マニュアル」と副題をつけ、本部と加盟店間でトラブルが多発する場面を想定し、本部担当者は「何をしなければならないか」、「何をしたらいけないか」をQ&A方式でまとめています。内容については、フランチャイズを専門分野とする弁護士が監修しています。初版は2010年に出されましたが、2016年3月に改訂し、合同労組問題、加盟店会の組合結成など今日的テーマを追加しています。

よくわかる!フランチャイズ入門(再掲)

再掲です。「第5章 トラブルを未然に防ぎ成功に導くフランチャイズ加盟Q&A│P153~」が参考になります。全部で49のQ&Aにまとめてあります。
フランチャイズ入門

フランチャイズ契約の実務と書式(再掲)

再掲です。「第4章 契約当事者間での個別紛争の解決│P472~」が参考になります。


最後におまけ

以上、フランチャイズビジネスに関わる人にとって参考となる書籍を厳選して紹介しました。もちろん本を読むだけでは商売はうまくいきません。しかし、学ぶべきことは沢山あります。
星野リゾートの星野佳路氏は、

「課題に直面するたびに、私は教科書を探し、読み、解決する方法を考えてきた。それは今も変わらない」(「星野リゾートの教科書」より)

と言っています。
ということで、最後におまけの紹介を↓ ↓ ↓ ↓ ↓

星野リゾートの教科書

中沢康彦(著)/日経BP社/2010年4月
本書は、星野氏が経営上の参考にした30冊と、これらの本から学んだ理論の実践事例を紹介しています。本書の発行は2010年と時間が経過していますが、星野氏はインタビューでも『経営は「経営の教科書」どおりに徹底的に実践するといい』という発言をされており、今でも、その姿勢に変わりないものと思われます。

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