これまで、フランチャイズビジネスや本部構築のポイントなどについて解説してきました。
いくつかのフランチャイズコラムがたまってきましたので、ここでまとめてみました。
この内容をまとめてお読みいただける「フランチャイズ本部スタートブック」は、以下からダウンロード可能です。
コンテンツ
- 1 フランチャイズビジネスとは何か?まずは知らなきゃいけないフランチャイズのポイント
- 2 なんでもフランチャイズになるのか?フランチャイズ展開するための3条件
- 3 フランチャイズ本部に必要な7つの組織
- 4 自由なやり方を認めるフランチャイズとは?
- 5 フランチャイズ本部構築の5ステップ
- 6 これがないとフランチャイズ契約書が作れない!!
- 7 注意!!トラブルになりやすい加盟店の収支モデル
- 8 意外と儲からない?FC本部の事業計画
- 9 そのままでは大事な看板がパクられます
- 10 フランチャイズマニュアルはフランチャイズ本部の商品です
- 11 研修プログラムの検討 -実際のカリキュラムを紹介-
- 12 ◯◯がなくて破綻したチェーンもある!?
- 13 フランチャイズ契約書の作り方、掲載内容はこれだ
- 14 実はフランチャイズ契約書以外に必要な書類があります
- 15 フランチャイズ加盟店はどうやって集める?
フランチャイズビジネスとは何か?まずは知らなきゃいけないフランチャイズのポイント
『フランチャイズ』とは何でしょうか?フランチャイズとは?と問われて、答えることはできますか?フランチャイズ本部を目指す、あるいは、すでにフランチャイズ本部として運営しているのであれば答えられないといけません。
- フランチャイズとは?
- フランチャイズビジネスに関わる法律
- フランチャイズのビジネスモデル
なんでもフランチャイズになるのか?フランチャイズ展開するための3条件
フランチャイズ本部として、自社のビジネスを展開するためには一定の条件が必要となります。フランチャイズ特有のビジネスモデルという観点から解説しています。
- フランチャイズ特有のビジネスモデル
- 条件1:自社のビジネスモデルが成功しているか
- 条件2:本部としての準備が整っているか
- 条件3:一定規模のあるビジネスか、将来性はどうか
フランチャイズ本部に必要な7つの組織
私がフランチャイズ本部構築の相談を受ける際、「フランチャイズ本部として、どのような組織を作っていけばよいのかわからない」という質問をいただくことが多々あります。
フランチャイズ本部に必要な組織=機能という点から解説しています。
- 【機能1】商品/サービス開発・マーケティング機能
- 【機能2】業態開発・イノベーション機能
- 【機能3】教育研修機能
- 【機能4】店舗運営サポート・スーパーバイジンング(SV)機能
- 【機能5】店舗開発・加盟店開発機能
- 【機能6】物流機能
- 【機能7】情報システム機能
- 本部機能構築の優先順位とアウトソーシング
- フランチャイズ本部のアウトソーシング事情
自由なやり方を認めるフランチャイズとは?
社会構造や政治・経済、市場環境の変化に伴い、様々なタイプのフランチャイズビジネスが展開されています。
日経MJやがっちりマンデーなどで「ステルスFC(フランチャイズ)」なるビジネスモデルが紹介されました。ステルスFCとはいったい何でしょう?
- 最近話題のステルスFCとは?
- 実は複数あるフランチャイズの展開パターン
フランチャイズ本部構築の5ステップ
フランチャイズ本部を立ち上げるには一定条件を満たしていることと、一定の手順を踏む必要があります。フランチャイズ本部を構築する手順について解説しました。
- フランチャイズ展開の条件
- フランチャイズ本部を構築する手順
- フランチャイズ本部構築の準備項目、アウトプット例
- フランチャイズ本部は小手先では作れない
これがないとフランチャイズ契約書が作れない!!
設計図がなければ家が建てられないのと同様、フランチャイズ本部構築(フランチャイズ契約書の作成)にあたって設計図の作成=コンセプトワークは必要不可欠なプロセスです。
- コンセプトワークとは?
- コンセプトワーク【業態編】
- コンセプトワーク【FC本部編】
注意!!トラブルになりやすい加盟店の収支モデル
収支モデル(初期投資モデル、損益モデル)は、フランチャイズ加盟する際にどれくらいの初期投資が必要なのか、そしてその投資をした結果どれくらい儲かるのかをシミュレーションしたものです。
加盟金やロイヤルティの設定、フランチャイズ本部の事業計画の策定、加盟希望者への説明の根拠など、フランチャイズ本部を立ち上げる際の基礎となる重要なものです。
- フランチャイズ・ビジネスにおける収支モデルのシミュレーション
- フランチャイズ加盟における初期投資額(開業資金)設定のポイント
- 初期投資モデル作成のポイント
- フランチャイズ・ビジネスにおける損益モデル
- フランチャイズ契約とも関連する初期投資モデル・損益モデルと投資回収との関係
意外と儲からない?FC本部の事業計画
よく「フランチャイズ本部は、加盟者から搾取している」などと言われることがありますが、本当にフランチャイズ本部は簡単に儲かるのでしょうか?
フランチャイズ本部の事業計画について解説しています。
- フランチャイズ事業としてのビジネスプランを立てよう
- フランチャイズ本部の収益源とその事業計画
- フランチャイズ本部は儲かるのか?
- フランチャイズ本部の立ち上げにかかるコストは?
- 本部組織体制の検討
そのままでは大事な看板がパクられます
フランチャイズ加盟による事業展開のメリットの一つとして挙げられるのは、そのチェーンの看板(ブランド)が使えるということです。その知名度や信用性を利用でき、その結果として集客が期待できるのです。
しかし、この看板(ブランド)について、FC本部が商標登録をしていなかったばかりにトラブルが発生しているケースがあります。
- FC本部が商標登録を怠っていると
- 商標登録の必要性
- 商標登録をするには ~FC本部は「35類」を忘れずに~
フランチャイズマニュアルはフランチャイズ本部の商品です
「どんな時でも」「誰が行っても」「どの店舗でも」商品・サービスの品質レベルが一緒になるように、顧客へ価値を提供する一連の流れが常に同じである必要があります。この「同じである状態」を保つためにマニュアルは必要です。
では、フランチャイズチェーンにとって、マニュアルはどのような存在になるでしょうか?
- マニュアルが果たす役割とは?
- フランチャイズマニュアルの種類
- マニュアル作成の手順とは?
研修プログラムの検討 -実際のカリキュラムを紹介-
フランチャイズに加盟する大きな目的は、ノウハウ(マニュアルと研修)を提供してもらい、一から事業を始めるよりもリスク少なく事業を開始することにあります。そのため、フランチャイズにおける研修(特に開業前研修)は、本部と加盟者の双方にとって重要なものです。フランチャイズ加盟者向けの研修カリキュラムの作成方法について解説しました。
- 開業前研修の意義
- カリキュラムの作成
- 研修の実施方法について
◯◯がなくて破綻したチェーンもある!?
アーリーステージのフランチャイズ本部で問題になりやすいのが、SVの育成まで手が回っていない状況にあるということです。そのため、急速に店舗数が増えている・増える計画がある状況にも関わらず、加盟者に対して十分な指導・支援ができない可能性があるということです。
- フランチャイズビジネスにおけるSVの役割とは?
- SVに必要な能力 ~違和感を持つことができるか?~
- SVに必要な6つの能力
- SVの計画的な育成は必須。本部の責任です。
フランチャイズ契約書の作り方、掲載内容はこれだ
他社のフランチャイズ契約書やネット上にアップされているフォーマットを少し変えただけで対応している本部が見受けられます。しかし、フランチャイズ契約書に書かれていることが、自社の実態にあっていないとフランチャイズ契約書としての拘束力が弱まりますし、加盟者とのトラブルの原因になるので注意が必要です。また、本部の利益ばかりを考えてはならず、一方で、本部を守る手段が網羅されている必要もあります。
- フランチャイズ契約書の作成
- 法定開示書面(情報開示書面)
- フランチャイズ契約に関連するその他の書類の準備
実はフランチャイズ契約書以外に必要な書類があります
フランチャイズ本部を構築する際に検討すべき、「加盟店募集~契約~開業までのフローの設計」について解説しました。このフローを設計すると、フランチャイズ契約書以外の書類も準備してく必要があることがわかってきます。
- フランチャイズ加盟(加盟募集~開店)の全体像
- フランチャイズ加盟募集~加盟申し込み
- 店舗物件探索~加盟契約
- 店舗設計・工事~各種手続き~研修~開店
フランチャイズ加盟店はどうやって集める?
これからのフランチャイズ加盟店の募集はどうあるべきでしょうか。
一般的な営業スタイルの変化を確認し、未来に向けてどのようにしていけば良いのか?今、何をしておくべきなのか?をまとめました。
- これまでのフランチャイズ加盟店開発の進め方
- 営業スタイルの変化
- マーケティングオートメーション(MA)ツールの普及
- ウィズ・コロナでフランチャイズ加盟店の開発はどう変わるべきか
ここで解説した内容をまとめてお読みいただける「フランチャイズ本部スタートブック」は、以下からダウンロード可能です。