これまで、フランチャイズビジネスや本部構築のポイントなど、FC初心者に向けてその意味や仕組み、作り方を解説してきました。
本コラムを追っていくことで、これらの内容を順に確認していただけます。
この内容をまとめてお読みいただける「フランチャイズ本部スタートブック」は、以下からダウンロード可能です。
フランチャイズビジネスとは何か?その意味やしくみを分かりやすく解説
『フランチャイズ』とは何でしょうか?フランチャイズとは?と問われて、答えることはできますか?FC本部を目指す、あるいは、すでに本部として運営しているのであれば答えられないといけません。これからフランチャイズビジネスに関わる初心者に向けて、法律などで定義されていることや意味、FCビジネスの仕組みを解説しています。
- フランチャイズとは?
- フランチャイズビジネスに関わる法律
- フランチャイズのビジネスモデル
- フランチャイズビジネスのメリット・デメリット
- 『フランチャイズ』と『のれん分け』はどう違うのか?
フランチャイズ展開するための条件とは?
本部として、自社のビジネスを展開するためには一定の条件が必要となります。FCビジネス特有のビジネスモデルという観点から解説しています。
- FC特有のビジネスモデル
- 条件1:自社のビジネスモデルが成功しているか
- 条件2:本部としての準備が整っているか
- 条件3:一定規模のあるビジネスか、将来性はどうか
フランチャイズ本部に必要な7つの組織
「FC本部として、どのような組織を作っていけばよいのかわからない」という質問をいただくことが多々あります。
FC本部に必要な組織=機能という点から解説しています。
- 【機能1】商品/サービス開発・マーケティング機能
- 【機能2】業態開発・イノベーション機能
- 【機能3】教育研修機能
- 【機能4】店舗運営サポート・スーパーバイジンング(SV)機能
- 【機能5】店舗開発・加盟店開発機能
- 【機能6】物流機能
- 【機能7】情報システム機能
- 本部機能構築の優先順位とアウトソーシング
- 本部のアウトソーシング事情
自由なやり方を認めるフランチャイズ本部とは?
社会構造や政治・経済、市場環境の変化に伴い、様々なタイプのFCビジネスが展開されています。
日経MJやがっちりマンデーなどで「ステルスFC(フランチャイズ)」なるビジネスモデルが紹介されました。ステルスFCとはいったい何でしょう?
- 最近話題のステルスFCとは?
- 実は複数あるFCの展開パターン
フランチャイズ本部立ち上げの5ステップ
FC本部を立ち上げるには一定条件を満たしていることと、一定の手順を踏む必要があります。FC本部を構築する手順について解説しました。
- FC展開の条件
- 本部を構築する手順
- 本部構築の準備項目、アウトプット例
- 本部は小手先では作れない
フランチャイズ契約書を作成するための設計図とは?
設計図がなければ家が建てられないのと同様、FC本部構築(FC契約書の作成)にあたって設計図の作成=コンセプトワークは必要不可欠なプロセスです。
- コンセプトワークとは?
- コンセプトワーク【業態編】
- コンセプトワーク【FC本部編】
トラブルになりやすい加盟店の収支モデル
収支モデル(初期投資モデル、損益モデル)は、FC加盟する際にどれくらいの初期投資が必要なのか、そしてその投資をした結果どれくらい儲かるのかをシミュレーションしたものです。
加盟金やロイヤルティの設定、FC本部の事業計画の策定、加盟希望者への説明の根拠など、FC本部を立ち上げる際の基礎となる重要なものです。
- FCビジネスにおける収支モデルのシミュレーション
- FC加盟における初期投資額(開業資金)設定のポイント
- 初期投資モデル作成のポイント
- FCビジネスにおける損益モデル
- FC契約とも関連する初期投資モデル・損益モデルと投資回収との関係
意外と儲からない?フランチャイズ本部の事業計画
よく「FC本部は、加盟者から搾取している」などと言われることがありますが、本当にFC本部は簡単に儲かるのでしょうか?
FC本部の事業計画について解説しています。
- FC事業としてのビジネスプランを立てよう
- 本部の収益源とその事業計画
- 本部は儲かるのか?
- 本部の立ち上げにかかるコストは?
- 本部組織体制の検討
そのままでは大事な看板がパクられます
FC加盟による事業展開のメリットの一つとして挙げられるのは、そのチェーンの看板(ブランド)が使えるということです。その知名度や信用性を利用でき、その結果として集客が期待できるのです。
しかし、この看板(ブランド)について、FC本部が商標登録をしていなかったばかりにトラブルが発生しているケースがあります。
- 本部が商標登録を怠っていると
- 商標登録の必要性
- 商標登録をするには ~FC本部は「35類」を忘れずに~
マニュアルはフランチャイズ本部にとっての商品です
「どんな時でも」「誰が行っても」「どの店舗でも」商品・サービスの品質レベルが一緒になるように、顧客へ価値を提供する一連の流れが常に同じである必要があります。この「同じである状態」を保つためにマニュアルは必要です。
では、FCチェーンにとって、マニュアルはどのような存在になるでしょうか?
- マニュアルが果たす役割とは?
- FCマニュアルの種類
- マニュアル作成の手順とは?
研修プログラムの検討 -実際のカリキュラムを紹介-
FCに加盟する大きな目的は、ノウハウ(マニュアルと研修)を提供してもらい、一から事業を始めるよりもリスク少なく事業を開始することにあります。そのため、FCにおける研修(特に開業前研修)は、本部と加盟者の双方にとって重要なものです。FC加盟者向けの研修カリキュラムの作成方法について解説しました。
- 開業前研修の意義
- カリキュラムの作成
- 研修の実施方法について
◯◯がなくて破綻したチェーンもある!?
アーリーステージのFC本部で問題になりやすいのが、SVの育成まで手が回っていない状況にあるということです。そのため、急速に店舗数が増えている・増える計画がある状況にも関わらず、加盟者に対して十分な指導・支援ができない可能性があるということです。
- FCビジネスにおけるSVの役割とは?
- SVに必要な能力 ~違和感を持つことができるか?~
- SVに必要な6つの能力
- SVの計画的な育成は必須。本部の責任です。
フランチャイズ契約では本部は立地診断や売上予測をしなければならないのか?
FC加盟者にとって出店場所の選定は、将来の業績に大きな影響をおよぼす非常に重要なことです。そのため、加盟者(希望者)は、(うまくいく)物件の紹介や、加盟者自身が選んだ物件の立地診断・売上予測など、FC本部によるサポートを大いに期待します。
では、FC契約において、本部による立地診断や売上予測は義務なのでしょうか?
- 立地診断、売上予測は義務なのか? フランチャイズ契約書への掲載例
- 本部による立地診断や予測で適法とされる条件とは
- 本部による店舗物件の開発、加盟者への紹介
- 本部による立地診断方法の整備
フランチャイズ本部に必要な「立地診断3つの視点」とは?
店舗の出店場所=立地は、業績に非常に大きな影響を及ぼすものです。そのため、加盟希望者は本部による物件紹介や、出店候補地に対する見立てを期待します。立地を評価する場合は、店舗のターゲット顧客の来店行動に影響を及ぼす様々な空間情報を体系的に捉える必要があります。その時に必要となるのが3つの視点です。
- 立地タイプの特徴
- 適正商圏の診断
- 市場規模を理論的に算定する
- 3つの視点による立地の診断方法(面・線・点)
フランチャイズ契約書の作り方、掲載内容はこれだ
他社のFC契約書やネット上にアップされているフォーマットを少し変えただけで対応している本部が見受けられます。しかし、FC契約書に書かれていることが、自社の実態にあっていないと契約書としての拘束力が弱まりますし、加盟者とのトラブルの原因になるので注意が必要です。また、本部の利益ばかりを考えてはならず、一方で、本部を守る手段が網羅されている必要もあります。
- FC契約書の作成
- 法定開示書面(情報開示書面)
- FC契約に関連するその他の書類の準備
フランチャイズ契約書以外に必要な書類とは?
FC本部を構築する際に検討すべき、「加盟店募集~契約~開業までのフローの設計」について解説しました。このフローを設計すると、FC契約書以外の書類も準備してく必要があることがわかってきます。
- FC加盟(加盟募集~開店)の全体像
- FC加盟募集~加盟申し込み
- 店舗物件探索~加盟契約
- 店舗設計・工事~各種手続き~研修~開店
これからのFC加盟店の募集方法は?
これからの加盟店の募集方法はどうすべきでしょうか。
一般的な営業スタイルの変化を確認し、未来に向けてどのようにしていけば良いのか?今、何をしておくべきなのか?をまとめました。
- これまでのフランチャイズ加盟店の募集方法
- 営業スタイルの変化
- マーケティングオートメーション(MA)ツールの普及
- ウィズ・コロナでFC加盟店の開発はどう変わるべきか
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